サマセットカレッジの採用部長が語るwithコロナの今

先日サマセットカレッジの採用部長　Dean of Admissionsのジョン先生と会談しました。

ゴールドコーストきっての進学校サマセットでは通年だと今頃は年内いっぱいで（更に上を目指して）他州やアメリカ、イギリスへ移動する生徒（特に10年生）が多いのだけど、今年は全く動きがないと。

また、他州から入ってくる家族の問い合わせも少ないそうです↘️

そして残念なことにご家庭のビジネスが回復する見込みがないから退学を余儀なくされる生徒も少なくないのだとか💔

また、オンラインで着いていけなくなって退学を言い渡された生徒もいるとのこと。本当にやる気のない子にとってはオンラインになって先生や友達などのサポートも行き届かず、落ちこぼれやすいと言うことらしいです。

とにかく生徒の事情もこれまでとは違うのですね。

そんな中、ジョン先生がこんなお話をしてくれました。

先日保護者の方が「今年はコロナのせいで本当に無駄が多かった。何も実りのない最悪な年になりそうだ」と。

私はそうは思いません。

例えばオンライン授業、特に提出物やアセスメントを全てオンラインという形は2022年末を目指していました。それをこのコロナの緊急事態で２週間で形を整えて実践に移しました。これを行った先生もそれについて行った生徒たちも見事でした。これはコロナの賜物です。

また、生徒たちが目指す将来も無駄なものや余計なものでなく、職業やその本質を見直してから定めていくという傾向にあるようです。

と。

今年の卒業生たちは後１学期を残すのみ。

海外に行けないなどの制限のもとどのような決断をするのか。

悩ましいですね。

コロナよ、我々の生活や考え方を見直すいい機会にもなったかもしれないけど、そろそろ収束してください✋

ECOASTスタッフ一同